やり残したことだらけ
「人一倍の努力と厳しい修練の積み重ねにより、世界的な偉業を成し遂げ、多くの国民に深い感動と勇気、社会に明るい希望を与えた」ということで、レスリングの伊調馨選手に国民栄誉賞が授与されました。
レスリング界では吉田沙保里選手に続く2人目ですね。
伊調選手、おめでとうございます!
着物姿で首相官邸に現れた伊調選手。
10月21日付『中日新聞』によりますと、「好きなレスリングを世界中の子どもに教えながら、一人の女性として着物の文化も伝えたい」と、レスリングだけではなく和装文化の伝授にも意欲的な発言をしました。
そういえば、伊調選手、着物姿、似合っていましたよね。
国民栄誉賞の記念品は金地の西陣織の帯だそうです。記念品の金色の帯をしめて、和装文化を伝えながら、東京オリンピックでまた金メダルを獲得してほしいものです。
さて、これまでオリンピック4連覇の伊調選手ですが、インタビューで、「マットの上にはやり残したことだらけ」と語っています。
「やり残したことだらけ」ですって、みなさん。
あれだけ強い選手でも、いや、強い選手だからこその発言かもしれません。
スポーツは僕たちに感動を与えてくれるだけではなく、いろいろなことを教えてくれますね。
「イマ輝いているのは、並大抵ではない努力の賜物」、
「どんなに上手い人でも失敗がある」、
「失敗しても謙虚に反省して前に向かえば再び成功がある」、
「やり残したことだらけでも勝てる」・・・。
受験生のみなさーん、頑張っていますかー?
本番までは「やり残し」がないように頑張りましょう。本番当日は、仮に「やり残し」があっても、ここまでやってきたことが出し切れたら受かる、そういう気持ちで試験に臨みたいですね。
頑張ってください。