使いこなせたらいいけれど・・・
毎日、寒いですねえ。
きょうは名古屋でも午前中から雪がちらついています。
さて、1月29日付『中日新聞』夕刊によりますと、三重県松阪市の三雲中学校で「iPad(アイパッド)」を使って先進的な授業をしているとして、アップル社は、三雲中学校を国内初の「アップル・ディスティングィッシュド・スクール(ADS)」に認定したということです。
デジタル機器を使うことで授業の質が高くなるなど、子供たちのためになればいいですけど・・・。
一方でこんな話もあります。
2013年12月28日14時59分配信『京都新聞』によりますと、京都府八幡市の4中学校に導入された「ニンテンドーDS」600台が授業で使われずに眠ったままになっているとのことです。
「ニンテンドーDS」は英単語の書き取りなどの反復学習に継続的に取り組む狙いで取り入れられ、学習指導要領に縛られない研究開発学校として文部科学省の指定を受け、交付金を利用して2008年に約600万円で購入したそうです。
中学校では、高校入試向けの英単語ソフトを用い、聞き取った英単語を画面上に書いて学習。「語彙力が向上した」と報告する学校もあったといいます。
けど、使用に当たってさまざまな問題が発生したそうで、指導した教諭たちによりますと、画面上に手書きする文字を機械が読み取る際に、「a」と「o」、「u」と 「v」などが正しく識別されなかったことがあったといいます。
また、文字を一つずつ入力していくため、「英単語を一つの固まりとして理解できないのではないか」と懸念する声や本体の充電や保管などの手間を指摘する人もいたということです。
さらに、一部の学校では通信機能を利用し生徒同士でチャットを始めたり、子供たち自らが持参したソフトで遊ぶためなかなか学習に移ることができなかったということも・・・。
Coffee Break コーヒーブレイク 東海学習塾堀田教室カフェ 愛知県名古屋市瑞穂区
まだまだ当分の間、ノートと鉛筆はなくなら様子で、アナログ世代のおじさんたちはホッとしています(笑)。