科学者の良心を信じたいけれど・・・

「STAP細胞」は一体、何だったのでしょうね?

12月20日付『中日新聞』によりますと、STAP細胞の論文問題で、理化学研究所は19日、「STAP細胞の確認にはいたらなかった」とする検証実験結果を発表しました。

論文著者の小保方氏自身も加わって11月末まで取り組んだ実験では、STAP細胞を作製できず、検証実験を打ち切ったとのことです。

これで、STAP細胞の存在はほぼ否定されました。

小保方氏が「作製したSTAP細胞」の正体は、すでに万能性が知られている胚性幹細胞(ES細胞)だったようです。

誰かがわざとES細胞入れた可能性も指摘されています。

実験室には多くの人が出入りし、混入現場の目撃証言もないため、誰がそれをしたかは突き止められなかったとのこと。

ホントに「STAP細胞」は、何だったのでしょうね?

以前、会見で小保方氏が「STAP細胞の作製に200回以上成功している」と述べた時、僕はその発言に少なからず幼稚性を感じましたが、本当にのところ過去の実験で1回でも成功していたのでしょうか?

科学者も人間です。
名誉欲、自己顕示欲等、様々な人間臭い欲もあるでしょう。
そういった欲がデータの捏造に駆り立てるのかもしれません。

けれど僕は・・・
科学者の良心が「存在しないもの」を「存在する」とは言わせないだろう、と信じたいです。

もし、故意に「存在しないもの」を「存在する」と発表したのなら、この罪はあまりにも大きいですね。

「STAP細胞」は一体、何だったのでしょう・・・?